本来は外壁面の剥落防止用の工法です。 壁内部までピンを450ミリピッチで打ち込み内部から引っ張り、表面をネットで覆ってしまいます。 このネットがカーボンファイバーでできている為非常に強くクラック防止に効果的です。 仕上げは左官工事で平滑にし、壁パターンをつけて色を付けていきます。
比較的大きめなクラックに使用。 クラックに等間隔で孔を開けシリンダーをセット。注入材が水のように流れやすい為クラック隙間をシール材で埋めておきます。 セット後、シリンダーにゴムを掛けてその力でゆっくりと注入されていくのを待ちます。
大きめなクラックに使用。 クラックにダイヤモンドカッターで切れ目を入れクラックを大きく開きそこへ補修シール材を注入します。
昭和40年代頃のビルは外壁に目地が無い建物が多いです。 地震などで建物が揺れた際に外壁面に発生するストレスが逃げ場を失いクラックを発生させます。 そのためあらかじめ外壁面に力が逃げていける目地を作っておくと非常に効果的です
外壁面の「浮き」に施工します。 打診調査であらかじめ軽い音が出た個所をマークしておき、ドリルで孔を開けエポキシ系注入材を加圧注入。注入後はステンレスピンを挿入しておき浮き部分をしっかり固めていきます。